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■摩周湖の大きさと透明度


周囲20km、面積19.6平方km、最深212m、海抜351mのカルデラ湖で、阿寒湖よりもやや大きく、周囲は300〜400mの絶壁に囲まれ、川の出入りは全くありません。神秘の摩周湖の透明度は東京天文台編纂の理科年表では、41.6mで世界第一位(1931年調査)、バイカル湖40.5mで二位(1911年調査)となっています。


■摩周湖の歴史


1万数千年前に今の摩周湖の場所に出現した摩周火山は、盛んに大噴火を繰り返し、7千年前に最大の噴火をおこして、大量の火山灰と火砕流を噴出しました。その跡地が大きくくぼみ、直径7.5km・短径約5.5kmのカルデラができあがりました。その後約3千年の休止期間にカルデラに水がたまり、いまよりも広い摩周湖が誕生したのです。 その後さらに湖の東岸にカムイヌプリが噴出し、摩周湖の面積が約4分の3に狭められ、約千年前にはカムイヌプリでの最大噴火がおこって山頂が破壊され、今の摩周湖の姿となったのです。

■摩周湖第一展望台
摩周湖には3つの展望台があります。最もポピュラーなのが第一展望台で、摩周岳(カムイヌプリ)
神秘の湖のえくぼ(カムイシュ 中島)、約50haの広大な釧路台地も一望できます。レストハウスもあって観光に最適です。
■摩周湖第三展望台
こちらの展望台ではカムイシュ(中島)を間近に望め、世界入りの美しい水は絶壁の樹木を映して変化します。また、背後には硫黄山、藻琴山、屈斜路湖をはじめ、日本一の屈斜路湖カルデラを一望でき、高山性の樹木が強い季節風に耐えてたくましく林立しています
■裏摩周湖展望台
摩周湖展望台は清里町と中標津町の境に位置した展望台です。第一、第三展望台の反対側に位置することから裏摩周湖展望台と呼ばれています。標高が低いため、第一、第三展望台よりも霧の発生が少なく、神秘的な湖面を見られる可能性が高い展望台です。
■カムイシュ島
摩周湖のえくぼのように唯一うかぶ島がカムイシュ。カムイシュとはアイヌ語で「神となった老婆」を意味します。見えている部分の大きさは110m×40mで、水面からの高さは30mほどですが、この島は高さ約240mの火山の山頂部がほんの少しだけ水面に顔を出しているだけなのです。
■神の子池
摩周湖の地下水によってできた、青い清水をたたえる池です。摩周湖(神の湖)の伏流水から出来ているので、「神の子」と呼ばれます。摩周湖が近隣の屈斜路湖や阿寒湖などの湖と大きく違うのは、湖に流れ込む川も、湖から流れ出す川もないことです。春、摩周湖にたくさんの雪どけ水が流れ込む時期になっても水位が変わらないのは、湖の周辺に伏流水を湧き出させているからなのです。神の子池の向く流水は1日12000トンも湧き出しています。周囲220m、水深5メートルの小さな池で、水が澄んでいるので底までくっきりと見えます。水温が年間通して8度と低く、倒木が青い水の中に腐らずに化石のように沈んでいます。その隙間を朱色の斑点をもつオショロコマが泳ぐ景観は何ともいえない不思議な美しさです。

■大きな湖、屈斜路湖


日本で7番目に大きな湖です。屈斜路湖は周囲57km、面積79.7ha、水面の高さ121m、最深117.5m、透明度20mのカルデラ湖です。湖に浮かぶ中島の大きさが周囲12km、面積5.7ha。屈斜路湖は、独特の青い美しい水が魅力です。魚は昭和13年の湖底地震により全滅し放流中ですが、ナゾの怪獣クッシーの噂があります。冬は白鳥と日本一の御神渡りで有名です。

小清水峠は、阿寒、知床、オホーツクまで見える絶景ポイントとのこと。あいにくの雪でしたが、遮るものが何一つな大パノラマ。そして静寂の中、とても神聖な気持ちになる不思議な湖です。
■美幌峠
標高525mの展望台からは、北東に屈斜路湖、その向こうに摩周湖、斜里岳が峰を連ね、南西には、大雪連峰をはじめとする大パノラマの眺望が楽しめます。眼下に広がる屈斜路湖の中央には、淡水に浮かぶものとしては最大の中島があります。また、湖面から吹き上げてくる風がパラグライダーの絶好のポイントとなり、週末には多くの愛好者が集まっています。
■津別峠
津別町と弟子屈町を結ぶ峠。峠部分の道は舗装はされているものの、道幅は林道並み、制限速度は20km/hというドライブコースです。頂上からわき道に入って2kmほど登ったところに、石造りの古城のような展望台があり、眼下に屈斜路湖、反対側には遠く雄阿寒岳・雌阿寒岳を一望できます。冬期は通行止めとなります。
■小清水峠
春の芝桜で有名な東藻琴村と弟子屈町を結ぶ峠。小清水側は樹海のかなたにそびえる斜里岳を、そして弟子屈側は屈斜路湖を眺めながらのドライブを楽しめます。頂上付近からわき道に入ってさらに登ったところに「ハイランド小清水725」という展望台兼レストハウスがあり、眼下に屈斜路湖を見下ろすことができます。また、ハイランド小清水725は藻琴山(標高1000m)への登山口にもなっていて、歩いて50分ほどで頂上へ登ることが出来ます。地元では藻琴峠とよんでいます。
■碁石浜
屈斜路湖の北東部に位置する碁石浜。平たい丸い石が多く、白黒はっきりしたものも多いため碁石のように見える。
■和琴半島
アイヌ語でワッコリ(魚の尾のくぶれたところ)と呼んでいた和琴半島。半島の頭に当たる部分は、屈斜路カルデラの中から噴出した溶岩円頂丘で、先端部のオヤコツ地獄は今でも火山活動を続けています。また1時間ほどでめぐる自然探勝路には、北海道ならではの動植物や景勝・温泉などがそこかしこに見られます。
■硫黄山
アイヌ人がアトサヌプリ(裸の山)と名づけた硫黄山は、今でも年中丸裸で噴煙活動を続け、風景的にすばらしい財産だけでなく、内部に言おうを蓄積しています。標高521mのこの山は、町内でもっとも新しくたんじょうした山の一つで、今から約600年前に噴出したものと言われ、山頂の熊落としは約300年前の最後の爆発でできたものを言われます。硫黄山の良さは身近に火山活動が見られることですが、山麓から川湯温泉にいたる一帯は自然の大庭園です。高山性のハイマツやエゾイソツツジの咲く6月中・下旬と、秋の紅葉期がすばらしいです。